外国人技能実習生の受け入れを始めました
この度、下呂福祉会では初めて「外国人技能実習生」を受け入れることとなりました。
2024年1月16日に、第1期生の4名に辞令交付が行われ、下呂福祉会あさぎりサニーランドのスタッフとなりました。1月中は日本語の訓練や介護技術を研修の中で学び、2月より実際に介護の現場に入っての実習が始まります。
日本においては、介護分野において様々な国から実習生を受け入れる事業所があります。
国により様々な国民性がありますが、今回受け入れたネパールでは「年配者を敬う」という文化が根付いています。
大家族で暮らす国民が多いネパールでは、家族を大切にし、特に年配者(高齢者)を敬うことが大切だとされています。
「高齢者を敬う」という考え方は、高齢者介護では最も大切な考え方であり、今回の技能実習生の受入を決めたのも、この国民性が決め手の一つとなっています。
下呂福祉会にとっても初めての試みであり、手探りでの受入対応をしておりますが、4人ともとても真面目に日々の研修をこなし、日本の生活にも少しづつ慣れてきているようです。
2月からは現場実習になりますが、経験が豊富な介護職員が指導員として対応し、ゆっくりと実習を進める予定です。
あさぎりサニーランドに配属となった4人は、日本語の勉強や介護技術の研修はもちろん、下呂市長を表敬訪問したり、生活に必要な日用品の買い出しや寮周辺の地理やお店を確認したり、行政手続きをしたりと大忙しな毎日を過ごしています。
これからの4人の活躍を期待したいと思います。
ご利用者様、ご家族様、また、あさぎりサニーランド周辺にお住いの皆様におかれましては、新たに下呂福祉会に加わった4名の実習生を温かく見守っていただければ幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。